年中行事と経済

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年中行事と経済

 もうむかしの話なんだけどさ、学生の頃本屋でバイトしてて、コミックと攻略本の担当だったのね。
 
 それで年末の事なんだけど、実家に戻る前に売場整理して帰省しようと思ってさ、FFシリーズの攻略本が1から7くらいまで全シリーズたっぷりダブついてたから、いい機会だと返品しまくったのね。当時は攻略本も、雑誌扱いの奴と返品可の奴とあってさ。確か返品できたんだよね。それで、FFシリーズの攻略本は各三冊ずつ+5,6,7は多めに残すくらいで残りは全部返品したんだよ。
 
 そんで年末年始は実家帰って、正月明けてから出勤したら、FF系攻略本だけがきれいさっぱりなくなってた。もう棚がきれーにスカスカ。わずかに1と3が一冊ずつ位残っていたかな。それを見た瞬間、自分が間違っていた事を認識してひどく後悔したよ。
 
 おそらくは、流通大手の日販が気を利かせて、冬休み需要を見込んで攻略本をたくさん入れてくれてたのだろうと思うんだけど、バカなバイトが無思考に返品しまくったわけでさ。私は需要を読めずに機会損失を発生させまくった戦犯なのでした。
 
 お年玉でFFシリーズを中古で買って、ウキウキ気分でついでに攻略本買いに来て失望して帰ったゲーマー達の顔が目に浮かぶようで、とても申し訳ない気持ちになったのを覚えてる。ゲーマーにも、本屋にも。
 
 これが、私が初めて、自分の馬鹿さ加減と、需要を予測し調達リードタイムを考慮して発注や在庫管理を行う事の大切さが身に染みた時の話。別に大した話じゃないんだけど、なぜかずっと心に引っかかってて、今でも忘れない出来事のひとつだ。

 あとは、FFシリーズは単発商品ではなく定番商品だったって事。期間限定のね。
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コメント(-件)(3件)

うんこ:

 お仕事ご苦労様です。

>需要を予測し調達リードタイムを考慮して発注や在庫管理を行う事の大切さ

 難しいんでしょうね。需要月とかヒマヒマ月間とか、バイトやってる頃に気づけって言うほうが無茶ですもんね。仕事早く終わらせて家帰ろうとか、そういうことしか考えませんし。

 FFやドラクエのような定番シリーズの場合ですと、そういう感慨もアリかなって思いますが、大概の零細ゲームの場合、需要月なんてもんがそもそもないというか発売後1~2週間あたり、攻略本も1月以内が勝負みたいな状況になってきますし、そんな状況で店頭在庫抱えまくってんのは、やっぱ辛いだろうなって思いますよ。
 最近書店に行ったら、ほんと、50万、100万本売れるようなタイトルの攻略本しか置いてないんですね。豪華装丁でw

 私が昔必死で書いていたような、5万本売れれば御の字みたいなゲームって、そもそも攻略本すら出ない。
 見た目のきらびやかさとは裏腹に、切羽詰ってるなぁと感じること夥しいです。
 商売って難しいですね。

  • 2005年04月27日(水)21:57:24
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うんこ:

 今書いてみて思った。
職業:ニート、仕事:日々考察。
 こんなのはどうでしょうか。

 私も過去2年ほど体調不良で寝たきり(もしくは半ニート)だったけど、その間はいろんなこと考えてたなぁ。社会復帰した今、その時の考え事が何かの役に立ったかというとそんなこたぁ全然ないんですけど、なんつうか考え事をできるかぎりたくさんやって考えることに飽きちゃうと、不思議と気楽になりました。だから、それでいいんじゃないかと思いました。
 倒れる前より2段階くらい馬鹿になってるんですけど、それを補って余りある図太さを手に入れたような気がします。

  • 2005年04月27日(水)22:27:47
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めむひ:

 書き忘れてたけど、当時の書籍流通事情として、注文を出しても本の届くのが最速で一週間から十日がデフォだったし、売行きの良いベストセラー本を追加注文したけど届いたのは一ヶ月半後で、もうとっくに商機は逸してます、みたいなことはしょっちゅう起こりました。当時の書籍流通の世界は卸主導だったので、卸の論理で配本数や配本時期が決まっても書店は文句を言えなかったです。もう十年前の話ですけど。

 また、年末年始は十五日程度、GWは十日近くは日販お休みの為流通がストップしてました。よってその期間に在庫が切れたらどうしようもなくなるので、突入前には書店は沢山在庫を抱える必要がありました。でも書店に倉庫なんてほとんどないから、事務所や社員の更衣室まで本が溢れてました。

> 攻略本も1月以内が勝負みたいな状況になってきますし
 そうそう。そうなんですよ。当時ダビスタとかサムライスピリッツとか出てましたけど、攻略本が売れるのは発売後一ヶ月以内って感じでした。ビッグタイトルの攻略本は発売直後は何十冊と売れるんですが、一ヶ月過ぎると、三、四日に一冊売れるかどうかになって、あとは平積み一つあれば十分だな、そろそろ残りは返品考えようかという感じになってました。

 それで、当時そういう思いこみがあったので、「FF1~5とか古いゲームの攻略本があったって、売れるわけねーべ」と勝手に決めて返品しまくってorz…と。FFあなどりがたしです。

 また、おっしゃるように、限られた売場スペースに売れる商品を置かなきゃいけないし、でもニッパンは売れない本をどんどん押しつけてくるから売れないと思ったらさっさと返品しなきゃ売場が本に埋もれてしまうってのもありまして、とにかく返品。今頃車田正美のマンガを段ボール4箱も送ってこられても売れる訳ないだろうすざけるな、って事もありました。
 
> 職業:ニート、仕事:日々考察。
 日々考察でお金をくれるクライアントがいるなら、明日からでも喜んでッ!

 私も、引き籠もって得たものってほとんど何もないです。いろんなものを諦めて、でも幾つかは諦めきれなくて、我彼の格差が日々確実に広がっていくのを濁った頭でぼんやりと認識しつつ、自分を忘れるためにゲームにネットに没頭する毎日でした。
 でもまあ過去は過去。過ぎた事は過ぎた事だし、割り切って前向いて生きようと思ってます。

  • 2005年04月27日(水)23:55:56
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